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心臓血管外科:ごあいさつ

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基本治療方針

  1. 近年人口の高齢化とともに、心臓血管外科を受診される患者様もご高齢の方が増加してきました。そのため加齢にともなう全身臓器機能の低下に加えて、脳、肺、腎臓、肝臓、消化管等に合併症を持つ患者様が多くなりました。このため当科ではご高齢の方でも安心して手術を受けて頂くために、術前に全身臓器機能を十分に検査・評価し、循環器内科の先生とともに討論した上で、最適な治療法を決定しています。また手術法も全身臓器に影響の少ない"低侵襲手術"を心がけるようにしています。
  2. 緊急手術が必要な患者様には、24時間いつでも迅速な検査・手術ができるように、施設・機材・人員の体制を整えています。
  3. 検査・治療に際しては"インフォームド・コンセント"を原則としており、患者様とご家族に病気の状態、手術の合併症・危険性、他の治療法の可能性等についてご理解頂けるまで説明し、最終的な治療法の選択については患者様に決定して頂くことにしております。
  4. 手術後はリハビリテーション技術科と協力しつつ機能回復に努め、早期離床・退院を目標としています。今後は"クリニカルパス"の確立に努めて行きたいと思います。
  5. 病気の治療は病院での治療を終えて退院するだけでは"完治"とはなりません。特に、現在増加しつつある狭心症、心筋梗塞、動脈瘤等動脈硬化を原因とする疾患は"生活習慣病"とされ、退院後も外来において、冠危険因子の是正、食事・生活指導に努めなければなりません。当科では手術後外来でも定期的に血液・レントゲン・心電図検査、必要ならば心臓カテーテル検査等を行い、病気の再発、合併症の発生の予防に努めていきます。その意味では患者様との末永いお付き合いが大切であると考えています。