整形外科
ごあいさつ
加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、動けなくなる状態をロコモティブシンドローム(運動器症候群)と言いますが、その診断、治療、予防を行う事は、高齢化が急激に進むわが国の現状において、ますます重要な事と考えております。当科では、外傷から慢性疾患すべての整形外科疾患に対応致します。スポーツ診、膝診、股関節診、脊椎診、ハンド/末梢診、脊椎診、肩診、足診等各専門医をそろえ、少しでも患者様のニーズに応えられるよう考えております。埼玉県央部最大の総合病院という地域役割と他科と連携しながら手術合併症に対する対策を講じています。日常生活・仕事・スポーツなど患者様の悩みを解決出来るよう、よりよい医療の実現を目指しております。
整形外科 科長 海田 長計
特色
- 「高いスポーツ医学知見」
- スポーツ医学は、近年のスポーツの技術の向上に連れ、医学水準も高くなってきています。当科は、サッカーでは日本代表選手の治療に当たるなど、専門分野で高く評価されています。しかし一方では、アイススケート・ダンス・スカッシュなどによる様々なスポーツ障害も治療し、一生涯にわたってスポーツを楽しみたいという人を支援するという視点も忘れてはいません。外来診療においても、いたずらに外科的治療に頼らず、多くは親切な生活指導とアスレチック・リハビリテーション処方などによって解決を図り、あくまで患者様の職業、専門スポーツなどによってそれぞれ異なる希望に添った治療手段と時期を選択していただくように努めています。私たちはトップアスリートから80代のご高齢の皆様まで、Q.O.L.(quality of life=生活の質)の向上に少しでもお役に立つことを目指し、またその専門的領域においてより深くお役に立てるものと確信しています。
副院長 大塚 一寛
- 「生涯スポーツの応援」
- 一生涯にわたってスポーツを楽しみたい。自分の熱中する稽古事などをずっと続けていきたい。そんな方にも、ご希望に沿った治療手段をご提案しています。
- 「関節鏡視下手術」
- 出血等の侵襲も少なく、社会及びスポーツ復帰も早くそのレベルも高い、膝靭帯再建手術においては全国屈指の症例数があります。
- 「関節外科」
- 新生児から高齢者にわたる関節疾患に対し、診断、治療を行っています。
特に変形性関節症や骨壊死症に対する人工関節置換術(TKA: THA)による治療を主として、関節疾患を有する患者さんの日常生活の改善に努めています。最先端の知見を応用して、最小侵襲等の人工関節置換術を行っております
★膝関節疾患(スポーツ外傷を含む)=積極的にリハビリテーションを実施しています。その改善と再発予防およびプロスポーツ選手をはじめとして高いスポーツレベルへの復帰をサポートおこなっております。
手術療法では適応に応じて低侵襲な関節鏡視下手術(半月板切除、前十字靭帯再建等)や、膝蓋大腿関節障害に対しても保存療法抵抗例に対しては手術を行っております。
★高齢者の変形性膝関節症については、リハビリテーションや装具療法、薬物療法等の保存療法での管理に努め、保存療法抵抗例に対しては人工関節置換術にも対応しております。
★股関節疾患については小児の先天性股関節脱臼の治療から、臼蓋形成不全症に伴う二次性変形性股関節症、大腿骨骨頭壊死症などについても専門的な診療を行います。手術療法としては骨切り術から人工関節置換術さらに人工関節再置換術まで対応可能です。人工関節置換術は、筋肉や軟部組織(皮膚等)への負担をできるだけ最小限にする最小侵襲(MIS)手術をおこなっており、皮膚切開をできるだけ小さくすることで、痛みの軽減や術後リハビリの早期開始・退院、そして早期社会復帰を目指しています。 - 「脊椎外科」
- 外傷、変性疾患のすべてに対応し、脊髄損傷に対しては緊急の対応も行っています。頸椎疾患の保存療法抵抗例に対しては前方、後方固定および棘突起縦割による椎弓形成術を症例に応じて行っております。腰椎では、腰部のリハビリテーションでアライメントやAKAも含めたフィジカルバランスの改善を図り、腰痛の改善を目指しております。各種薬物療法、装具療法、リハビリテーションで改善困難な症例に対しては、ラブ法、椎弓切除、PLF、PLIFを選択してます。側彎症については専門外来もあり、手術適応症例については大学病院に紹介を行っています。
- 「待機的手術」
- 貯血式自己血輸血を利用可能で、同種血輸血は回避できます。また、再置換術などの比較的大量の出血が見込まれる手術でも術後回収血輸血装置を利用し極力同種血輸血を避けるよう努力しています。人工関節感染予防目的の手術室(クリーンルーム)、病棟の環境整備や術後深部静脈血栓症・肺塞栓症リスク軽減対策も行っております。
- 「アスレチック・リハビリテーション」
- 外科的な治療(手術)だけにこだわらず、試合や仕事のスケジュールによりリハビリテーションで解決を図ることも選択肢も用意しています。
- 「末梢神経および手の外科」
- 手の細かい腱の損傷や使い過ぎによる機能障害を再建治療します。
- 「肩関節の手術」
- 五十肩、肩関節拘縮、反復性肩関節脱臼、腱板断裂等肩関節鏡を用い治療を行っております。スポーツ肩障害、人工肩関節、骨折など様々な肩の疾患にも対応致します
- 「足の外科」
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- 足関節靱帯損傷や軟骨損傷、骨棘障害、過剰骨障害等のスポーツにともなう傷害
- 骨折や捻挫、アキレス腱断裂、腓骨筋腱脱臼等の外傷
- 先天性内反足、小児扁平足、Kohler病、Freiberg病、足根骨癒合症といった先天性および発育期の足部障害
- 外反母趾や扁平足(後脛骨筋腱機能不全症)といった靴の障害
- 変形性足関節症等の後天性足部障害
- リウマチや片麻痺等の全身疾患に伴う足部障害
- Morton病等の末梢神経障害であり、できるだけ侵襲が少ない足関節鏡を診断・治療に積極的に応用して早期に復帰できる治療 を目標としています。 上記に挙げた疾患に限らず、足部・足関節の疾患にお悩みの方は一度御相談ください。
- 「急性外傷への対応」
- 救急病院の整形外科として様々な急性外傷(骨折、脱臼、筋腱損傷等)の治療に24時間体制で最新の医療技術を応用し、かつ適切な初期治療を施せる体制を整えています。
- 「前期・後期研修プログラム」
- 日本整形外科学会の研修施設に認定されており、前期・後期どちらの研修医も受け入れています。




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