臨床研修委員会

  • 特徴
  • 取り組み
  • 指導医より

臨床研修委員会の特徴

  1. 多数の指導医を擁する
  2. 独自の臨床研修医指導医講習会を行う、教育意識の高さ

臨床研修委員会の取り組み

平成16年に新しい臨床研修制度が始まりました。それまでの臨床研修はいわゆるストレート研修が主流だったため、教育指導に関する知識、技術を体系的に身につけている医師は極めて少数でした。そのため、厚生労働省は2泊3日、16時間以上を標準とするワークショップ形式での指導医講習会の開催指針を公表し、講習を修了した指導医に対しては医政局長名の修了証を発行しています。

当院では平成23年7月現在、初期臨床研修医がローテートするほぼすべての科にこの修了証所得者がおります。また科長、副科長、医長等合わせて院内に34名が修了証を取得しており、市中病院としては極めて高い取得率であると自負しております。
第4回指導医のためのワークショップにて
さらに当院では、前述した厚生労働省の公表した指導医講習会の開催指針に基づき、当院の医師がチーフタスクフォース(講習会企画責任者)および、タスクフォース(講習会世話人)となり、独自の臨床研修指導医講習会を毎年開催しております。臨床研修指導医講習会を開催するには厚生労働省の定めた指針に沿ったプログラムを計画立案し、厚生労働省医政局医事課に提出し許可をもらう必要があります。さらに講習会終了後、ワークショップで作成されたすべてのプロダクトや成果を厚生労働省医政局医事課へ提出することが義務付けられているという厳しい基準があります。

この厳しい基準をクリアし独自に講習会を主催している市中病院は当院を含め日本全国で数病院しかありません。

私たちはこれからも、旧来の「技術は見て盗め」の精神を廃し、evidenceに基づいた医学教育を志してまいります。

研修医の皆様にお送りするメッセージ

 上尾中央総合病院の「理念」は、「高度な医療で、愛し愛される病院」です。私たちは、この「理念」の実現に向けて、1)地域住民、地域医療機関と密着した医療、2)連携組織による24時間救急体制の実施、3)何人も平等に医療を受けられる病院、4)医療人としての自覚と技術向上のための教育、5)最新鋭医療機械導入による高度な医療、6)予防医学の推進に向けた健診業務を6つの目標として掲げました。医学・医療が高度に専門分化されつつある一方、地域を基盤とした医療やプライマリケアは国民・社会から強く要請されていますが、この要請に応じられる適切な研修施設は限られると思います。私たちの病院の「理念」に共感し、大学病院以外の場所で初期研修を強く希望する、元気で優しい研修医を歓迎します。

臨床研修委員会・委員/日本医学教育学会評議員  熊坂 一成

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