ごあいさつ
設立5年を迎え、多数のアレルギー疾患の患者さんを診療致しております。
重症喘息の患者さんに対する生物学的製剤・トリプル配合剤に関しましては、患者さん毎の適応を検討の上、積極的に使用しております。
好酸球性副鼻腔炎・中耳炎、重症アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹に対する内科的治療(生物学的製剤を含む)を希望されて受診される方も増えています。
アレルギー性鼻炎に対する特異的免疫療法(舌下免疫療法)は当科が力を入れている治療法の一つとなっています。
大勢の患者さんに支えられて、昨年(2020年)は日本アレルギー学会関東地方会で計20題の発表を行いました。
今後も地域のアレルギー疾患患者様のために、新しい診断法・治療法を勉強・導入して努めて参ります。
科長 鈴木直仁
日本アレルギー学会認定専門医・指導医
(呼吸器・アレルギーセンター長併任)
2021年4月
お断り:金属アレルギーの診断には「パッチテスト」という皮膚を使った検査が必要となります。恐縮ですが、金属アレルギーの診断ご希望の方は皮膚科をご受診下さい。
診療内容
診療の御案内
アレルギー疾患は今や、国民の半数が罹患していると言われています。
一方で、正しく診断されていない、正しく治療されていない、あるいは意味の無い検査を受けている例が少なくありません。不必要な食事制限・生活制限を受けている方もいらっしゃいます。
アレルギーでお困りの方は是非ご相談下さい。
なお、重症喘息に対する抗体治療、アナフィラキシーに対するエピペン処方も行っております。
受診するに当たってのお願い
既に、他の医療機関で診療をお受けの方はデータや、今までに処方を受けたお薬の内容がわかるものを是非お持ちください。
対象疾患について
患者さんに
アレルギーを起こしうる物質は数多くあります。
しかし、そのうち、血液検査などで診断できるものはごく限られています。一方、血液検査で陽性と出た物質が、本当にアレルギーの原因とは限りません。アレルギー疾患の診断と治療には十分な経験が必要です。
アレルギーを疑う症状がお有りの方は、是非、御受診ください。なお、金属アレルギーの診断に関しては、パッチ・テストという検査が必要になります。これは、皮膚科で行われる検査ですので、当科ではなく、皮膚科を御受診ください。
医療者の皆さまに
アレルギーの診断・治療でお困りの患者さんがいらっしゃいましたら、是非、御紹介ください。重症喘息で、オマリズマブ、メポリズマブ、ファセンラ®︎、デュピクセント®︎の適応と思われる方、アナフィラキシーでエピペン®︎の適応と思われる方もご紹介戴ければ対応致します。
予約受付窓口
紹介状をお持ちの方:地域連携課・病診連携係 | TEL:048-773-5941 紹介状を開封せずにお手元にご用意ください。 |
紹介状をお持ちでない方:外来予約センター | TEL:048-773-1197 |
受付時間
月曜日~金曜日 8:30~17:30土曜日 8:30~13:00
- 日曜・祝祭日は受付いたしかねます。
- 当日のご予約はお受けいたしかねます。
- 時間帯によって、電話回線が混み合ってつながりにくい場合があります。ご迷惑をおかけいたしますが、悪しからずご了承ください。
- 当院は地域医療支援病院です。かかりつけの医院からの紹介状が必要となります。紹介状をお持ちでない方はこちらをご確認ください。