無痛分娩
無痛分娩
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当院での無痛分娩について
無痛分娩とは、麻酔を使用して陣痛による痛みを和らげながら出産を行う方法です。
当院では、安全かつ安心してご出産いただくために、分娩日をあらかじめ決めたうえで、計画的に分娩を進めています。産婦人科医による診察後、陣痛を誘発し、麻酔科医による硬膜外麻酔を用いて痛みを軽減しながら出産していただきます。お申し込み
無痛分娩をご希望の方は、ご家族とご相談のうえ、妊娠32週までの妊婦健診時に、産婦人科医に直接お申し出ください。その後、34週の妊婦健診時に詳しいご説明をいたします。
対象となる方
現在、経産婦さん(出産経験のある方)で、無痛分娩をご希望される方に限りお受けしております。
また、無痛分娩を行うには、当院が定めた一定の基準を満たしている必要があります。
詳しくは産婦人科医へご相談ください。無痛分娩の流れ
妊娠38週以降の健診にて入院日を決定します。
入院前日にご来院いただき、必要に応じて子宮口を広げる処置を行います。
翌日、点滴による陣痛の誘発を行い、同時に硬膜外カテーテルを挿入します。
陣痛により子宮口が開いてきた段階で、麻酔を導入し、痛みを和らげながら分娩を進めます。入院日(出産予定日)決定・38週以降を目安に、妊婦健診で入院日を決定
入院(出産前日)・必要に応じて産婦人科医師が内診
・子宮口を広げる処置を実施出産当日・陣痛誘発のための点滴を開始
・硬膜外カテーテル挿入陣痛進行・子宮口が開いてきたら麻酔を導入します
無痛分娩に対応できない場合
以下のような場合には、無痛分娩を実施できないことがあります。あらかじめご了承ください。
- 計画日前に破水や自然陣痛がおきた場合
- 他の緊急手術などが重なった場合
- 分娩の進行が非常に速かった場合
費用について
無痛分娩の費用は、通常の分娩料金に加えて約15万円の追加料金が発生します。
※ 麻酔を使用しなかった場合や予定外の処置が加わった場合など、金額が変更となることがあります。その際は、個別にご説明・対応いたします。安全対策について
当院では、鎮痛処置に精通した麻酔科医師が硬膜外カテーテルの挿入を担当いたします。
また、小児科医師や救急科医師も待機しており、緊急時にも迅速に対応できる体制をととのえています。
無痛分娩当日は、専任の産婦人科医と助産師がサポートいたしますので、どうぞご安心してください。無痛分娩に関する情報公開
無痛分娩を希望される妊婦さんとご家族が、安心してご検討いただけるよう、当院での無痛分娩に関する情報を公開しております。
当院は、JALA(日本無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)に登録されている施設です。
ご不明点がございましたら、どうぞお気軽に産婦人科スタッフまでご相談ください。