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腎臓内科

ごあいさつ

 腎臓内科はその名の通り、腎臓の病気を扱う内科です。しかし腎臓の病気と言っても一般の皆様にはあまり馴染みがないのではないでしょうか。腎臓は「沈黙の臓器」とも言われ、症状が出にくいことも理由かもしれません。
 腎臓は血液中の細かな老廃物を体外に排泄するために尿をつくっている臓器です。つまり血液から老廃物を除去するフィルターと言えます。フィルターが正常であればフィルターの目よりも大きな血液中の蛋白質が尿に出ることはありませんが、フィルターが傷むと本来は出ることのない蛋白質が出てくるようになります。この状態が蛋白尿です。蛋白尿などの尿の異常や腎臓の働きの低下が3か月以上続いている状態を「慢性腎臓病」といいます。初期には自覚症状はありませんが、進行するとフィルターが目詰まりを起こして、腎臓が機能を果たせなくなる腎不全の状態に陥り、透析療法という人工的に老廃物を除去する治療が必要になります。日本で透析を行っている患者さんの数は2011年末の時点ですでに30万人(人口400人あたり約1人)を超え、現在も増加の一途を辿っています。また、慢性腎臓病の患者さんは脳卒中や狭心症、心筋梗塞といった心血管疾患にかかりやすく、それらによる死亡の危険性も高いことがわかってきました。
 慢性腎臓病は治りにくい慢性疾患ですが、早期診断と適切な治療によって進行を防ぐことで透析を回避し、また心血管疾患にかかりにくくすることが期待できます。早期発見のためには尿検査を定期的に受けることが大切です。健康診断は必ず受診し、尿検査に異常があれば放置せず腎臓内科を受診しましょう。

腎臓内科 科長 野坂 仁也

診療内容

 上尾中央総合病院の腎臓内科では常勤医7名が慢性腎臓病対策におもに重点をおき、患者さんひとりひとりに合わせた適切な治療を行っています。図らずも透析療法が必要になってしまった方には安定した透析療法を提供させていただきます。蛋白尿のある患者さんには必要に応じて腎生検も行っており、慢性腎臓病のほかにも急性の腎障害や電解質異常に対する診療もいたします。血液浄化療法室では透析療法以外にも血液吸着療法、血漿交換療法などの各種血液浄化療法も行っており種々の疾患に対応可能です。

対象疾患について

検尿異常(蛋白尿、血尿)
慢性腎臓病(糖尿病性腎症、腎硬化症、多発性のう胞腎など)
 急性・慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群
急性・慢性腎不全
透析療法合併症
電解質異常

外来予約 受付窓口

外来予約センター TEL:048-773-1197

  • 当日の予約はできません。
  • 電話をしていただく時間帯により、回線が大変混み合うことがあり、ご迷惑をおかけする事があると思われますが、ご了承願います。

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