ごあいさつ
当科は主に脳血管障害(脳出血・脳梗塞・脳卒中)をはじめとする脳神経疾患、骨折などの運動器に疾患のある患者さんが、急性期の治療を終わった後にリハビリを継続されるための回復期リハビリテーション病棟(53床)を担当しています。高次元機能障害では最長180日間のリハビリを受けることができます。当院では各科の医師・看護師がリハビリテーションの重要性を深く認識しており、当科も患者さんの身体の機能的な回復はもちろん、一日も早い自宅復帰・社会復帰を願ってお手伝いしています。
リハビリテーション科 科長 北口哲雄
特色
「週7日のリハビリテーション」
当科では1年365日、基本的に日曜日も祝日もリハビリを行っています。毎日のリハビリを継続することで入院日数を短くすることが可能で、入院費用も抑えることができます。
「1日3時間のリハビリテーション」
病棟への送り迎えの時間を入れずに、正味3時間のリハビリを行っています。通常の医院でのリハビリは1時間程度ですから、患者さんに充実したメニューをこなしていただけます。
「自宅・社会への橋渡し」
ご自宅へのお戻りにあたっては、ケアマネージャーと連携をとって介護保険を活用しての住宅をバリアフリー化を図るなど、ご自宅に戻られてからの日常の安全にも気を配っています。
「チーム医療」
医師・看護師・リハビリテーション技術科など関係各科と患者さんについてのカンファレンスをもち、患者さんの回復段階にふさわしい適切なリハビリテーションを実行しています。
教育・研修・研究
「学会での症例発表」
日本神経学会、日本リハビリテーション医学会、神経治療学会など様々なリハビリテーション関連学会に所属し、年1~2回の学会発表を行っています。