ごあいさつ
5B産科病棟看護科は、妊娠・出産を中心に産婦人科看護を担当しています。
出産には助産師と医師がチームを組んで共同で携わり、月40~50人の新生児が誕生しています。助産師の数は2021年6月現在29人! 分娩制限をせず多くの出産をお受けできるキャパシティがあります。また、より高い専門知識と技術を備えたアドバンス助産師が10名在籍し、妊婦・産婦・患者さんに様々なアドバイスを差しあげることができます。
病棟では和を大切に、5B産科病棟方針「産み出そう!5つのBirth」を合言葉に、息を合わせて楽しく仕事を遂行しています。どうぞ妊娠・出産・育児についてなんなりとご相談ください。
5B産科病棟方針「産み出そう!5つのBirth」
特色
「赤ちゃんを取り上げるのは助産師!」
助産師の仕事は赤ちゃんを取り上げるだけでなく、妊娠中の保健指導や助産師外来での3Dエコー、産後のおっぱいのケアや育児相談など、多岐にわたります。女性の一生についての相談にのれるのが助産師です。ぜひ、助産師と共に、一生に1~2度しかない妊娠・出産・育児体験を楽しんでやっていきましょう。
助産師外来からふぁみり~くらす(両親学級)、出産時から産後のケア、退院後は産後2週間健診と1ヶ月健診、ベビーマッサージなど、妊娠初期の保健指導から分娩後の育児指導まで一貫したケアを行っています。
お母さんと赤ちゃんの安全・安心を守るために、助産師だけではなく、産婦人科医師・小児科医師等と連携して出産に携わっております。
「里帰り分娩の受け入れ」
里帰り出産も受け入れております。里帰りのご検討、ご希望などありましたら産婦人科外来にお問い合わせください。
「母児同室」
新病棟となり、母児同室を基本とさせていただくことにしたため、赤ちゃんを囲んでのご面会が可能となりました。赤ちゃんの状態やお母様の状態によっては、新生児室で赤ちゃんをお預かりすることも可能です。
大事な赤ちゃんをみんなで育てていきましょう。
「理学療法士による産前産後指導」
ウィメンズヘルス、それは女性の一生に関わるケアです。
特に妊娠から出産後、大きく変化する女性の体を当院では産前産後ケアに特化したスタッフが対応します。日本ではまだ導入している施設はごくわすかです。お産に向けて、さらに子育て後のステージに向けて自分自身の体にも一緒に目を向けてみませんか。
「長めの産後入院滞在」
赤ちゃんの体重減少や、黄疸の恐れ、母乳分泌状況や育児に対する精神不安定な時期を病院でお過ごしできるよう、少し長めの入院期間に設定しています。
特に、初めての出産体験は様々な心配があると思いますので、産後6日間は病院内に滞在していただき、助産師からじっくりアドバイスを受けることで、退院後の不安を解消することができます。
「病院食なのにハッピーメニュー」
総合病院であるからこそ、健康的で栄養価に優れ、なおかつ総合病院なのに、見た目も味もハッピーになれる産後食を提供させていただきます。
また、入院中に1回お祝い膳を提供させていただきます。食堂談話室で他のお母様方と一緒にお召しあがることのできるお祝い膳は、お友達づくりにもなり大変好評です。