
今回は思春期のお子さんを悩ませるニキビについてお話ししたいと思います。
ニキビは毛穴にできる皮膚の病気で、小学校高学年から中高生までのほとんどの方が経験します。ニキビは、皮脂分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖が原因だといわれています。皮脂が増え、毛穴につまった状態を「コメド(面ぽう)」(白ニキビ、黒ニキビ)といい、さらにその内部でアクネ菌が増えると赤ニキビになります。
炎症の強い赤ニキビを早く治すことは大切ですが、ニキビ痕を残さないためにも、ニキビの赤ちゃんであるコメドの段階から治療することが重要です。
かつて、炎症を抑えるための抗菌薬治療が主流でしたが、現在はそれに加え、毛穴のつまりを改善する薬(コメド治療薬)が登場し、早い段階で根本から治すことができるようになっています。
しかしニキビや吹き出物のために病院を受診する割合は1割に満たないと言われています。自己流のケアで悪化させてしまうこともあるため、一人で悩みを抱えずに是非かかりつけの皮膚科や小児科の先生に相談してみてください。
