小学生向け体験型セミナー「ロボット手術を学ぼう！」実施報告

上尾中央総合病院（院長　徳永英吉）は、社会貢献活動の一環として、「将来の医師を育てる」ことを目標に、埼玉県内の小学生を対象とした体験型セミナー「夏休みキッズセミナー・ロボット手術を学ぼう！」を2023年8月5日（土）に開催しました。

当院は埼玉県県央医療圏（上尾市、桶川市、北本市、伊奈町、鴻巣市）の中核病院として日夜診療にあたっております。
中でも内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」をもちいた低侵襲（＝身体への負担が少ない）手術は当院が力を注いでいる分野のひとつです。2013年にダビンチを導入してから10年目となる2023年8月現在、当院は3台のダビンチを所有し、外科・消化器外科、泌尿器科、耳鼻いんこう科・頭頸部外科、産婦人科でロボット手術を提供しています。その特長を活かし、ロボット手術の体験型セミナーを2023年8月5日に開催いたしました。講師を外科・消化器外科の医師12名が一丸となって務め、手術室看護師や臨床工学技士がサポートをおこないました。
今回のセミナーでは、14名のお子さまが手術支援ロボットのシミュレーターやアーム操作、自動縫合機の使用方法や縫合糸の結び方といった医療実践体験をおこないました。参加した子どもたちからは、「糸むすびが楽しかった」「ロボットアームでの輪かけが難しいけれど面白かった」などのポジティブな感想を多くいただきました。子どもたちの笑顔や集中する様子、そして熱心に挑戦する姿に触れ、スタッフ一同、キッズセミナーを開催した意義とともに、医療の重要性を改めて実感いたしました。
「人の命」を救う医師の仕事にふれた子どもたちが、将来、日本の医療を支える医師を志すきっかけとなることを心から願っております。

セミナー概要

• 開催日時 2023年8月5日（土）14:00～17:30
• 対 象  埼玉県内在住の小学4年生～6年生とその保護者
• 場 所  医療法人社団愛友会　上尾中央総合病院
• 定 員  12名

法人概要