ごあいさつ

当科では主に泌尿器領域でのがんの治療、結石治療、排尿障害および泌尿器科的緊急疾患の治療を行っております。地域の基幹病院として、近隣の施設と連携し地域完結型の医療を目指して参りました。泌尿器がんや女性泌尿器科領域の症例数が多く、ロボット手術(ダビンチXi2台稼働)による前立腺がん・膀胱がん・骨盤臓器脱など、県内でも有数の実績がございます。また、当院は泌尿器科専門研修の基幹プログラム施設(日本泌尿器科学会・日本専門医機構認定施設)として後進の育成にも取り組んでおります。私たちは、1989年の開設以来30年を超えて、患者さんにわかりやすく質の高い医療を心がけて参りました。今後とも患者さんの想いや生活様式に寄り添いながら、最新の医療技術を含む適切な医療を提供したいと考えております。
副院長 佐藤 聡
特色
「症例・手術例が多い」
がん治療(前立腺がん・膀胱がん・腎がん)をはじめ、尿路結石の治療においては身体に傷がつかない体外衝撃波治療やレーザーを利用しての内視鏡手術など年間600例を超える手術例があります。
「緊急疾患への対応」
地域の一般医の先生方と病診連携をとり、緊急の疾患へも対応しています。
「排尿障害の治療」
前立腺肥大症、過活動膀胱(頻尿・尿をがまんできない・間に合わないなどの症候群)については、薬物療法、排尿トレーニング指導などの行動療法、場合により内視鏡手術で対応しています。「病診連携による前立腺がんの治療」
がん検診と地域のかかりつけ医との連携により、前立腺がんの早期発見・早期治療を推進しています。
「膀胱がん治療」
内視鏡手術および膀胱全摘術は県下で有数の症例数があります。また代用膀胱造設術などの機能温存手術や抗がん化学療法にも積極的に取り組んでいます。
「低侵襲最先端治療~前立腺肥大症のレーザー治療:HoLEP」
近年、増え続ける前立腺肥大症に対する低侵襲治療として、2011年6月からホルミウムレーザーによる前立腺核出術(HoLEP)を始めました。
内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」導入について
より低侵襲で安全な手術を実現するために、世界水準の内視鏡支援ロボットである"ダビンチ・システム"導入を決定しました。2013年7月現在、前立腺がんの標準的治療である全摘出手術が健康保険の適用となっており、当科でも2013年10 月より稼働しております。
専門診
毎週木曜日午後にロボット手術専門外来を行っています。(完全予約制)
教育・研修・研究
「専門医の育成」
当科は日本泌尿器学会の専門医研修施設に認定されており、専門医への道が開けます。症例数が多いため、オールラウンドの治療を行えるジェネラル・ウロロジストとしてのスキルも磨くことができます。
「上尾市医師会との共催での研究会開催」
地域の医療機関の皆さまとともに、泌尿器科の役割や課題、今後のテーマなど様々な視点から啓発活動を行っています。
予約受付窓口
紹介状をお持ちの方:地域連携課・病診連携係 | TEL:048-773-5941 紹介状を開封せずにお手元にご用意ください。 |
紹介状をお持ちでない方:外来予約センター | TEL:048-773-1197 |
受付時間
月曜日~金曜日 8:30~17:30土曜日 8:30~13:00
- 日曜・祝祭日は受付いたしかねます。
- 当日のご予約はお受けいたしかねます。
- 時間帯によって、電話回線が混み合ってつながりにくい場合があります。ご迷惑をおかけいたしますが、悪しからずご了承ください。
- 当院は地域医療支援病院です。かかりつけの医院からの紹介状が必要となります。紹介状をお持ちでない方はこちらをご確認ください。