病院見学会
見学会のお知らせ
実際の職場の雰囲気を感じることができるよう、病院見学をおこなっています。
臨床業務を通して、患者さんの健康維持に薬剤師として貢献したいと言う志を持った方のご応募をお待ちしています。薬学の専門知識を十分に活用し、薬学的診断を実践して頂きます。開催日時は下記の「27年卒 病院見学会申込」をクリックするとご確認いただけます。
病院見学会の申し込みを行った方は、お忙しいところ恐れ入りますが、参加の前に下記の動画の視聴をお願いします。動画は2つあり、約40分と約30分です。
視聴して頂く目的は、視聴によって当院薬剤部の理解を深め、病院見学会当日は学生さんとの質疑応答等の会話に重きを置くためです。
見学会の主なスケジュール
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動画の内容に関する補足説明、質疑応答
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薬剤部・お薬外来・外来化学療法室等の見学
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臨床薬剤師体験(ロールプレイ)
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若手薬剤師との懇談
学生さんとの価値観が近い、若手薬剤師との懇談で色々聞いてみましょう。質問の例を下記に示します。
入職する前の事
- Q1
- なぜ、上尾中央総合病院を選んだのですか?
- Q2
- ドラックストアや企業に比べると、給料が安いが迷いは無かったですか?
- Q3
- 病院見学会はいくつ行きましたか?
入職した後の事
- Q1
- 1年目から病棟業務を行うとのことですが、どんな研修制度ですか?
- Q2
- やりがいや大変なこと、辛いこと(入職後のギャップ)は何ですか?
- Q3
- 忙しそうなのに、なぜポジティブに働けているのでしょうか?
- Q4
- 同期は多い方がいいですか? 多いと人間関係が大変ではないですか?
- Q5
- ライフワークバランスは充実していますか?
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人事課からおしらせ
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まとめ
過去の見学会の参加者の感想
- 事前の動画と当日の見学会を通して貴院の特徴を知ることができました。
- 貴院の業務内容に加え、薬剤師の役割や責任について教えていただき、今後目指す薬剤師像についても考える機会となりました。
- 1年目は指導薬剤師のような立場の先輩がついてくださることや、7月という早い時期から病棟業務に携われることが印象的でした。
- 臨床薬剤師のロールプレイなど、他の病院見学では行わないような内容も体験させていただき、有意義だった。
- 現場で働かれている方々の薬剤師としての役割についての考え方を知ることができて、とても貴重なお話を聞くことができた。
- 半日を通して、貴院が専門性の高い薬剤師による薬物治療への介入をされていることが実際の現場に出ている薬剤師の方からお話を伺うことで、理解することができました。
- 年齢の近い薬剤師の方と少人数でお話を聞く機会をいただけて、質問しやすかったしリアルな声を聞くことができてとても良かったです。
よくある質問とその回答例を紹介します。
体制について
- 産休の取得後、時短勤務制度はありますか? 子供がいるなどの場合、当直の免除はありますか?
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時短制度はあります。勤務時間は8:30~15:30です。小学1年生の終わりまでです。
時短期間中の当直・日祭日勤務は免除します。 - 有給・普通の休みも含めて平日の休みは取れますか? 土曜日も普通に1日勤務ですか?
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両者とも、その通りです。但し、一部は半日勤務の場合があります。
- 1日何名程度の薬剤師が勤務していますか?
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40~45名です。
内訳は、病棟18~23名、セントラル8名、外来化学療法室5~6名、お薬外来2~3名、手術室・DI室・APS・治験・安全・チーム医療・管理職等各1名です。 - シフトは、どれくらい前から決められますか?休みの取り方などについてお聞きしたいです。
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前月14日頃迄に休みの希望を伺い、28日頃に決定します。お休みの希望はできるだけ叶えますが、希望を多く出されると、勤務配置の調整に苦慮します。
従って、必ず休みたい日のみを希望して頂き、それ以外のお休みは勤務表作成者に委ねて頂けると非常に助かります。
お互いに気持ち良く働き、お休みするために、薬剤部一同が思いやりを持つことが大事と考えています。 - 学会発表や勉強会への参加は出勤扱いですか?
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学会発表者は、1日を出張(8時間勤務)です。参加費、交通費、遠方の場合は宿泊費を支援します。
当院として受講を必須と定めている勉強会への参加は、勤務扱いです。
病棟での業務について
- 病棟業務では担当科は選べますか?どのように担当の病棟が決まりますか?
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全薬剤師を対象に、年に数回、個人面談を行います。その際に希望を申し出ることが出来ます。
1~2年目は、診療科よりも、本人の性格(テキパキとこなせるタイプorじっくりと考えるタイプ)と病棟の特色を優先して決めます。
3年目以降に、各々が希望する専門性(がん・救急等)に近い病棟での担当をできるだけ叶えます。
高齢化に伴い多くの疾患をお持ちの患者さんが増えています。さほど、診療科にこだわらなくても良いかもしれません… - 患者さんが固定で、その患者さんに服薬指導に行く際には自分が継続的に服薬指導に行くのでしょうか? 複数の薬剤師で一人の患者さんを担当するのでしょうか?
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後者です。1つの病棟を複数の薬剤師が担当します。
メリットは複数の薬剤師が患者さんに関わることによって、新たな視点からの気付きを得ることが出来ます。
デメリットは患者さんからみると、担当薬剤師が変わってしまう点や、薬剤師間での連携や申し送りが必要となる点です。 - 全ての薬剤師がカンファレンスなどに参加する機会がありますか? あるいは、その領域の認定薬剤師のみですか?
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両者です。
病棟でのカンファレンスはその病棟の担当薬剤師が参加します。
NSTやAST、PCT、APS、抗がん剤治療等の専門領域のカンファレンスは、その領域の認定薬剤師ないしは、認定薬剤師を目指している方が参加します。
認定・専門薬剤師について
- 専門チームでの活動は必ず1つは入りますか?
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義務ではありません。
しかし、病院薬剤師になったからには、3年目頃からは少なくとも1つは担って頂きたい想いです。
1・2年目は目指す専門性が定まらない方もいらっしゃるため、3年目に希望を聞きます。
定員制ではありませんので、希望の専門チームに所属できます。 - 上尾中央総合病院ではがん専門の認定薬剤師を目指すことは可能ですか?
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各種学会の認定施設ですので可能です。
- 専門・認定薬剤師は勤務年数どのくらいで取得できますか?
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資格によって、3~5年以上等の臨床経験が定められている場合や、無い場合もあります。
ライフプランやキャリアプランを総合的に考え、最短で取得する方や、数年かけて取得する方など様々です。平均的には、6~8年目程度です。 - 認定薬剤師を取得したいが、取得後の携わり方をお伺いしたいです。
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認定を取る理由は、「患者さんへ医療を提供するたった一つの手段」です。
従って、取得前後に携わり方には差はありません。
しかし、多職種等からの評価が高まり、講演会等の依頼が増える等、活動する範囲が広がります。また、自己研鑽の証として、形として表れます。 - 認定取得等にあたって、取得前に支援はありますか?
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教育的な支援は、認定取得者が日常の業務を通じて、薬学的な教育などを支援します。
研修費を直接支援することはありませんが、NSTとがん領域は当院が研修施設として認定されているため、当院の勤務実績を基に、研修の一部が免除されます。
AMG薬剤部が主催する研修には勤務扱いとして無料で参加でき、研修単位が発生しますので、認定申請時に用いることが可能です。
学会参加は、筆頭で発表することによって参加費を支援し、出張扱いとします。 - 認定取得にあたって、取得後の支援はありますか?
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当院で定めた規定に基づき、クリニカルラダーレベルが一定以上の方には、認定維持に必要な研修費の一部や、学会年会費を支援します。
下記においては、手当がつきます。認定種別 月額 日本医療薬学会 指導薬剤師 10,000円 日本医療薬学会 専門薬剤師 3,000円 日本医療薬学会 がん専門薬剤師 10,000円 がん薬物療法認定薬剤師 8,000円 外来がん治療認定薬剤師 3,000円 緩和薬物療法認定薬剤師 3,000円 感染制御専門薬剤師 5,000円 感染制御認定薬剤師 3,000円 抗菌化学療法認定薬剤師 3,000円 精神薬剤療法認定薬剤師 3,000円 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師 3,000円 臨床薬理学会 認定CRC 3,000円 骨粗鬆症リエゾンマネージャー 3,000円
選考について
- 選考試験の対策などは必要ですか?
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一般常識(提出書類に記載漏れやミスが無い、丁寧な記載、服装・髪型等の身だしなみ、靴や鞄等の持ちものとのコーディネート、挨拶、受け答え時の姿勢や態度等)や、マナーが整っていれば、特に対策の必要はありません。
- 選考試験について、併願は可能でしょうか。
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併願不可とは言いませんが、「どこで働くか」よりも、「病院薬剤師として何をするか、何ができるのか、どのように成長するか」の視点を大事にして、当院を第一志望にしていただきたい想いをお伝えします。
転勤について
- グループ採用ではでないとのことでしたが、希望を出してグループ内の他の病院に異動することなどはできますか?
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法人本部と相談して、できるだけ叶えます。過去の当院からの転勤希望の例は、下記の通りです。
- 当直がない病院に転勤したい。
- 引っ越し先の神奈川県の病院に転勤したい。
- 中規模の病院に転勤したい。
- 職員用保育園が薬剤師も利用できる病院へ転勤したい。
- 転勤はありますか?
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ほとんどありません。マネジメントに興味がある方、管理職になった方は、マネジメント力を高めるために、異なる機能や規模の病院を経験するために転勤する場合があります。
しかし、頻回ではありません。
その他
- どこから通勤している方が多いですか
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多くは上尾市・さいたま市です。続いて、桶川市以北の高崎線沿線、赤羽駅付近の方もいらっしゃります。
また、大宮駅から近いこともあり実家が東北地方の方や、社会人を機会に一人暮らしを始める方もいらっしゃります。
通勤時間が90分以上の方には、寮を用意しており、1~2割程度の方が利用しています。 - 昇級割合や30歳の平均年収はどのくらいですか?
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病院見学会の際に説明します。
- 大学病院とどのような違いがありますか。
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臨床業務、チーム医療、認定取得者数、学会発表数は当院と大差ないと考えています。むしろ、臨床業務は大学病院よりも積極的に行っているかもしれません。
一方、大学病院は研究機関ですので、論文の投稿が充実しています。臨床から研究へ導くスキルが長けています。当院でも、大学と共同して前向きな臨床研究の参加に取り組み、研究活動も行っています。 - 上尾中央総合病院で働きながらの社会人博士は難しいでしょうか?
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難しいことはありません。大学と共同で臨床研究も行っています。研究活動に興味を持つ仲間を増やしたい想いです。
- 今後、薬剤部として力を入れていきたいことなどあればお聞きしたいです。
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3つあります。
1つ目は前述の通り、論文投稿を指導できる薬剤師の育成と、投稿数の増加です。
2つ目は、従来から実施している対物の観点からの経費削減(例:在庫数の削減、安価な薬剤の採用 等)の他、新たな薬学的な知見を活かした経費削減(例:ポリファーマシーの是正、高齢者に対する投与量の適正化、費用対効果を踏まえた薬物治療の提案、等)への積極的に関与し、微力ながらも経費削減に務めます。
3つ目は、病棟薬剤向上加算の要件である当グループ以外の地域の病院に対しても薬剤師の出向を行い、地域医療の発展に貢献します。
上尾中央医科グループ(AMG)薬剤師 仕事研究セミナーのお知らせ
2027年入職の学生を対象に、2025年12月27日(土)にベルサール秋葉原にて実施します。詳細は下記をご覧下さい。
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担当者:事務部 人事課・採用担当
jinji@ach.or.jp(電話受付時間 平日 8:30~17:30 / 土曜 8:30~13:00)