セラピストを目指す方へ

業務で大変なこと、大変だったこと

ローテーションで他チームに移動した直後は特に、書類業務やタイムスケジュールの組み方が大きく変わるので、帰る時間が遅くなります。仕方ないことではあるのですが、今のチームの勉強も必要になるので業務の事、介入の事、勉強を全て一生懸命行なおうとすると非常に大変なので、前もってある程度準備する必要があると思います。

上京して、一人暮らしと仕事の両立について

私は就職するまでずっと青森で実家暮らしでした。初めての一人暮らしに不安もありましたが寮制度があるおかげで安く、安心して住むことが出来ますし、休みが取りやすい職場なので、連休や長期休みを利用して帰省も1年目は3回しました。上尾はたくさんスーパーや薬局があるので買い物には困らないですし、少し電車に乗れば大宮に行けるので帰省の際の新幹線も乗りやすいです。程良い都会感なので青森出身の私には都会すぎず暮らしやすいです。

頑張って取り組んでいること

今年からチームのリーダーをやらせて頂き、チームの運営やスケジュールの管理に関わっています。スタッフの意見を大切にし、働きやすい環境が作れるよう業務内容の改善、スケジュールの調整を行っています。また、地域活動として市の介護予防教室に参加しています。体操の指導を行い、住民の方が地域で元気に過ごせるようにサポートを行っています。

専従としてスタッフや病棟との関わり

私の所属する神経急性期チームはほとんどの患者さんがPT・OT・STの三職種で担当するため、積極的にコミュニケーションを取り、それぞれの専門性を活かして多方面よりアプローチを行い、より良いリハビリが提供出来るように意識しています。退院支援に関しては、リハビリの進捗状況を踏まえた上で医師や看護師、MSWと連携を取り、患者さんや家族にとって一番良い形で退院後の生活が送れるように支援を行っています。状態に応じて、ご家族への介助指導や家屋評価を行っています。

プライベートと仕事の両立について

チームの皆さんが、私の働き方について理解があり、とても助かっています。
妊娠・出産の経験も活かし、産前・産後の女性のケアをチームで行っており、1人でも多くの女性が元気になるようサポートできればと思っています。
休みの日は、子供と一緒に外で遊ぶことが多いです。

仕事と家庭の両立について，いいこと・大変なこと

仕事をすることで，子供との時間は減ってしまいます。なるべく早くお迎えに行けるように、やることリストを作成して、効率的に仕事が終わるように努力しています。また、休日におかずの作り置きしたりと、勤務日の家事の負担を減らすように工夫してます。子供と離れている分、家に帰ったら、子供の話を聞いたり、絵本を読んだりと一緒に過ごす時間を大事にしたいと思っています。

仕事とプライベートの両立について

仕事とプライベートを両立するために重要なことは、希望の日に休みが取得できるかと、その休日の利用方法にあると思います。休日はシフト制となっているため、8割程度は希望の日に休みを取ることができ、休みの日はランニング・サイクリングなどをして、自分の時間として利用できています。また、2年目からは年に１回希望の時期に長期休暇を取ることもでき、現在は感染症の影響もあり気軽に遠くには行けない環境ではありますが、落ち着いたら、家族や同期と旅行にでも行けたらと考えています。

１年目を終えて良かったこと・大変だったこと

私はこの1年間、神経係の急性期チーム・回復期チームに所属していました。患者さんとの関わり方や介入方法の検討は学生のときよりも何倍も難しく感じる場面もあり、また、特に、急性期ではリスク管理にも常に気を付けていたため大変だと感じる場面もありました。しかし、初めて入院から退院までのリハビリテーションに携わらせていただき、介入していく中で日々変化し、初回介入時とは見違える姿で、笑顔で、退院していく患者さんを見たときは、これがリハビリテーションの良さだと感じ、作業療法士を目指し、作業療法士として働くことができて良かったと感じました。

今頑張って取り組んでいること

主に手に関する骨外傷や神経麻痺、軟部組織損傷の方の治療や運動プログラムの立案を検討し、必要に応じてスプリントの導入も行なっています。また、日々熱心に臨床へ励んでいる後輩たちのサポートにも力を入れています。

業務で大変なこと、大変だったこと

私の関わる整形疾患では病態によって安静期間があり、その間に拘縮や筋力低下を予防することが大事になってきます。悩むことは多いですが、医師や看護師と協力し、患者さんに不利益のないスムーズな治療が行えるように心掛けています。

当院でのOTの専門性について

総合病院なのでOTは神経疾患、内部疾患、運動器疾患それぞれに配置されています。そのため、上肢・精神・認知・高次脳機能等、幅広く活躍できると感じています。その中で、病棟や退院先の環境を考える上で意見を求められることが多く、その人にとって意味のある生活の実現に向けてPT・STとも連携を取りながら生活動作や趣味活動の再獲得を目指しています。

頑張って取り組んでいること

私はいま、嚥下障害について勉強していて、臨床に新しい手技や評価を取り入れるために月に3回程度は勉強会に行っています。
また当院は、医師と共に毎週VE・VFを実施する体制が整っており、適切な評価や訓練ができるように日々、臨床現場で学んでいます。

専従としてスタッフや病棟との関わり

現在3年目であり中枢急性期チームに所属しています。急性期チームは担当人数も多いため、患者さんの状態把握やリスク管理には十分気をつけて介入しています。
日々忙しいですが、様々な疾患に対応できる臨床力を養うことができ、STとして成長を感じることがきるため、充実した日々を送っています。