ごあいさつ
日本では諸外国に例をみないスピードで高齢化が進み、厚生労働省では2025年を目途に可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるような地域の包括的な支援・サービス提供体制の構築を推進しています。
このような情勢の中で、当科では「早期の在宅復帰」と「退院後の地域での自分らしい生活」を目指して患者さんをサポートしていきたいと考えております。
そのために、医師の指示のもと早期から介入し、退院後を見据えた運動療法や福祉用具・環境の提案を行い、院内外の多職種と連携してよりよい形での在宅復帰を目指しております。
総勢217名(理学療法士138名、作業療法士45名、言語聴覚士22名、事務・助手12名)のスタッフで患者さんやご家族の生活に喜びと生きがいを感じていただけるようサポートができればと考えております。
リハビリテーション技術科 科長 川邊祐子
入院から退院の流れ
- 入院
- リハビリテーション
専門医の指示に従い、各分野の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が介入します。
病棟やリハビリテーション室を使用し、超早期からリハビリテーションを開始します。
リハビリテーション計画を本人又はご家族に説明することで、入院中の状態や退院目標を共有させて頂きます。 - カンファレンス・回診
創部や全身状態に対する医師の見解を確認し、必要に応じてリハビリ計画の再考を図ります。
装具が必要な患者さんには具体的な装具設定について専門職が協議することがあります。 - 退院支援
退院調整が必要な場合は、医師・看護師・ケアマネージャー等と情報共有し、最適な支援に向けて調整を行います。
- 家屋評価
ご自宅での生活に向けた最適な支援に向けて、看護師・ケアマネージャー等と実際に伺わせていただくことがあります。
- 退院・転院