部署紹介

外来

安心・安全な医療の提供とともに、地域の皆様が自分らしく、安心して療養生活が送れるように支援しています。病気と向き合い生活していく中で、患者さん自身がセルフケアを行えるようにサポートしながら、信頼のおけるよき理解者として、不安や悩みを相談できる外来看護を目指しています。

教育体制

AMGキャリアラダーシステムによる継続教育を実践し、看護サービスの質向上を目指しながら、自らのキャリアアップにつなげています。

救急室

医師と共に、全ての救急患者さんを受け入れ、可能な限り対応することを目標にしています。救急隊からホットラインで入ってきた情報をもとに迅速に対応できるようスタンバイ体制を敷いています。緊急性を要した状態や重篤な状態などの様々な患者さんが救急搬送されるため、適切な治療が行えるよう医師のサポートと共に看護を行っています。また、手術や入院が必要となる場合には、関連する他科に引き継ぎ、患者さんに適切な治療や看護を行っています。何よりも、危機的状況に置かれた患者さんやご家族の心理を理解した上で、適切な対応をするよう心がけています。

教育体制

救急の患者さんの症状は様々であるため、どんな場合でも対応できるトリアージ能力が大切です。診察前の患者さんの症状を評価し、緊急度・重症度を見極め、治療の優先性を判断しています。また、院内急変発生時には24時間体制で対応しています。
そのため、院内のキャリアラダーとは別に救急初療看護ラダーを設けています。
救急初療看護は、様々な救急疾患、外傷を有するあらゆる年齢層の患者と家族が対象であり、緊急度の迅速な判断・救急技術・処置の提供が求められるため、最新の知識・技術を常に研鑽しておくことが必要です。そのため、水準の高い看護実践を維持するべく、救急初療看護ラダー(習熟度段階表)を導入することで、救急初療看護実践能力向上を目指すことをねらいとし、看護職員の能力育成を図っています。

血管造影室

血管造影室で働く看護師にとって、最も大切な仕事は患者さんの精神的サポートです。
患者さんがカテーテル中に「痛い」「苦しい」など声に出して言える方は3割もいないと言われています。
私たち看護師はそういった患者さんの表情を読み取り、訴えを見逃さず、声かけを密に行い、患者さんの代弁者となる必要があります。
医師と共に患者さんの身体的・精神的な負担を最大限に抑える事ができるようカテーテル検査・治療の補助業務を担い、「患者さんが安全安楽な検査・治療を受けられること」を心がけています。
また、当院では心臓病専用救急車(モービルCCU)を運行しており、地域の為に一分一秒でも早く緊急を要する心疾患患者を受入れ、迅速な治療を実践しております。私たち放射線看護師も要請があった場合、心臓病専用救急車に同乗し貢献しております。心臓病専用救急車に同乗し、私達と看護を実践してみたい!という方、お待ちしております。

教育体制

血管造影室ラダーとCT/MRI/RIラダーがあります。
そのほかに血管造影室ではコメディカルの協働が重要であるため、コメディカル合同急変時シミュレーションを年2回実施し、血管造影室全体で、患者さんの救命のため教育・連携に力を入れています。年々、治療方法が進化する中、看護師も対応できるよう勉強会を開催しています。
CVIT専門医もしくはIVR専門医のインターベンション100例以上の経験で、インターベンション エキスパートナース(以下INEとする)の試験が受けられ、INEを取得することができます。

内視鏡室

内視鏡室は、年間約12,000件の検査・治療を実施し、内科・外科・呼吸器系など内視鏡が必要な患者さんを受け入れています。
上部消化管内視鏡・下部消化管内視鏡によるスクリーニング検査の他に、当院の特徴である急性期病院として高性能の医療機器を導入しハイビジョンの画像による鮮明な画像診断や、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)・内視鏡的超音波(EUS)・内視鏡的粘膜剥離術(ESD)など高度な内視鏡を提供すると共に病気の早期発見に向けた役割を担っています。
内視鏡検査は「不安」「緊張」などの恐怖心を抱えてしまいますが、患者さんの気持ちに寄り添い安心して検査・治療が受けられるように、24時間、365日安全な内視鏡を提供することを内視鏡看護科の目標としています。

教育体制

院内のキャリアラダーに加え専門的知識と技術取得するために2016年度より内視鏡ラダーを取り入れています。ラダーレベルにより高度化された検査・治療にも統一した内視鏡が提供できるように年間計画を立てています。
毎年内視鏡学会で研究発表を行いスタッフのスキルアップと内視鏡への実践能力向上と質の向上を図っています。
また、内視鏡看護科には消化器内視鏡検査技師が6名在籍しており、機器の取り扱い・管理など知識と技術向上のための教育体制を整えています。新人・中途入職者には1年間消化器内視鏡検査技師からの教育を実施しています。

手術室

私たち手術看護科の看護師は、1年365日・24時間、患者さんの生命にかかわる手術の介助を行っています。院内の14の診療科のすべての手術に関わります。手術室看護は、手術の内容を把握し、医師をサポートするとともに、手術を受けられる患者さんへ前日訪問し「手術の流れ」をご説明することも大切な役割です。病気を治すのは医療者だけではありません。患者さんが手術を受けるにあたり「自ら治していこう」という、手術に前向きな関わりをもっていただけるようにするのも私たちの使命です。医師のサポートを行うとともに、患者さんのこころの負担を少しでも和らげること。それが私たち手術看護科の看護師の役割です。

教育体制

当院の手術室は、高性能な透視装置と連動し高度清浄度区域での環境を誘合し、各分野の血管内治療に対応するハイブリッド手術室、ロボット支援手術(ダビンチ)を始めとする内視鏡手術に特化した手術室など、低侵襲手術に向けた最新鋭の機能を有する手術室となっています。手術看護師は、それらを含む院内の14の診療科の手術に携わり、手術の意図・内容を確実に把握する必要があります。
手術室の看護師には、より専門的な知識・技能が求められるため、通常の看護師研修(キャリアラダ―)とは別の研修制度があります。年間7,500件を超えるすべての手術に対応できるようにするために研修を繰り返し、その時の習熟度にあった難易度の手術に立ち会い、さらにスキルを磨いていきます。もちろん、患者さんとのヒューマンな関係づくりができるような「思いの豊かな」看護師になることも大きな目標です。

血液浄化療法室

血液浄化療法看護科は、医師および臨床工学技士(血液浄化係)と共に入院透析治療を行っています。主に、急性腎不全や慢性腎不全(導入期・維持期)患者さんの透析治療をサポートしています。特に導入期の患者さんには、透析治療についての説明を行うことにより不安の軽減に努めています。また、退院後も透析治療を継続しながら、その人らしく生活できるよう冊子を用いた指導を行い、患者さんに寄り添った看護を目指しています。
院内では多職種と、院外では他の透析施設との連携を行い、透析導入期の患者さんが、退院後もその人らしく生活できるよう、生活背景に応じた指導を行っています。

教育体制

より専門的な知識、技術が要求されるため、院内のキャリアラダーと並行して透析ラダー技術チェックリストを用いて教育・評価を行っています。
又、災害時に備え、他院との連携をスムーズに図れる事や、情報共有を目的として他施設との交流研修を行っています。
院内の看護研究発表のほかに透析学会等にも参加・発表しています。

入退院支援看護科

入退院支援看護科の役割は、病気や障害をもった外来通院中や入院中の患者さんが、地域で安心して療養生活を送ることができるようにサポートすることです。
入院決定の段階から患者さんの状況をアセスメントし、必要な支援が円滑に受けられるように援助します。医師・病棟看護師をはじめ多職種と連携を図りながら、退院後の生活を見据えた切れ目のない支援の提供に努めていきます。
また、治療の結果、退院後も医療や介護が必要な際は地域の訪問診療・訪問看護・ケアマネジャー等と連携し、地域で暮らしつづけることができるようにサポートしています。

教育体制

退院支援養成コース

院内の看護師を対象に、訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所の実習を取り入れた研修会を開催。入院中から退院後の生活を見据えた関りができる事を目的に取り組んでいます。

褥瘡管理科

褥瘡管理科は、褥瘡をはじめとする皮膚のトラブルの予防・治療に関わる部署です。褥瘡は、単に動けなくなるから発生するものではなく、栄養状態や年齢・疾患など様々な要因が関与し、ときには治療行為そのものが原因で発生することもあります。褥瘡を発生させないこと、発生してしまった褥瘡を早期に治療し悪化させないことが重要となります。褥瘡を持ったまま退院される方も多いため、在宅や施設との連携も取れるよう調整を行っています。
褥瘡管理科には皮膚・排泄ケア認定看護師と創傷管理関連・ろう孔管理関連等の研修を修了した特定看護師が在籍しています。
また、当院には医師、看護師、栄養士、理学療法士、薬剤師、検査技師などの職員で構成される褥瘡対策チームがあり、様々な視点で患者さんの褥瘡予防・治療にあたっています。

教育体制

看護専門コース(スキンケア、ストーマケア)

院内の看護師を対象に、スキンケアやストーマケアに関する研修を開催しています。入院中や治療中に起こりやすい皮膚障害の予防や、皮膚障害が発生した際の対処法を教育することで、すべての患者さんが同じケアを受けられるよう支援しています。

褥瘡対策に関する研修会

褥瘡対策チームと協同して、全職員を対象とした褥瘡予防・治療に関する研修会を定期的に開催しています。

スペシャリストの育成プログラム

5年の臨床経験後、専門機関での研修を修了すると皮膚・排泄ケア認定看護師の試験を受けられ、スペシャリストになることができます。また指定研修機関で研修を修了すると特定看護師となることができます。資格取得の支援はもちろんのこと資格取得後も科を挙げて支援しています。

保健指導科

保健指導科は特定保健指導、人間ドック当日保健指導、産業保健(働く人の健康管理支援)を担っています。様々な経験を経た保健師と事務職員が市民の健康維持・増進のお手伝いをしています。

教育体制

院内のキャリアラダーとは別に保健師ラダーを設けています。国、地方公共団体、医療保険者、日本看護協会等が実施する研修や科内の勉強会を通じ、保健指導サービスの向上に努めていきます。

CONTACT

掲載内容以外に、ご質問・ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

担当者:事務部 人事課・採用担当

jinji@ach.or.jp

(電話受付時間 平日 8:30~17:30 / 土曜 8:30~13:00)

PAGE TOP